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年齢にとらわれないフェムケアを

幹細胞培養上清液(SGF)を活用した“腟再生”という新たな選択肢

「最近、性交時に痛みを感じるようになった」
「乾燥やヒリつきがつらく、日常生活にも支障が出ている」
「フェムゾーン(腟・外陰)のケア、どこに相談すればいいの?」

そんな声を、当院でも多く伺うようになりました。

加齢やホルモンバランスの変化により起こる腟や外陰部の変化は、女性にとってとても身近なものです。しかし、「年齢のせいだから仕方ない」と我慢し続ける必要はありません。

近年、フェムテックの進展とともに注目されているのが、修復医療技術を活用したフェムゾーン(腟・外陰部)のケアです。その中でも「幹細胞培養上清液(SGF)」を用いた治療は、新たな選択肢として関心を集めています。


幹細胞培養上清液(SGF)とは?

SGF(髄幹細胞培養上清液)は、ヒトの乳歯などから採取した幹細胞を培養する過程で得られる液性成分です。この中には以下のような組織の修復や再生に関与する物質が豊富に含まれています。

  • 成長因子

  • サイトカイン

  • エクソソーム

これらの成分を腟前庭部(外陰部と腟の境界部)に注入することで、組織の萎縮や慢性的な炎症の改善、腟の若返りが期待できます。


SGF治療が適している症状・お悩み

次のようなお悩みを抱える方に、SGF治療は適応となる場合があります。

  • 陰部のヒリヒリ感や痛み

  • フェムゾーン(腟・外陰)の乾燥

  • 性交時の違和感や痛み

  • 加齢による腟のハリの低下

  • 腟のエイジングをしたい

  • 将来に向けた予防的なフェムゾーンケアを考えている

症状が明確でなくても「なんとなく気になる」程度のお悩みでも、一度ご相談ください。


治療の流れ

  1. 女性泌尿器外来をご予約
     Web問診②への事前回答をお願いしております。
     ※未成年、悪性疾患のある方、がん治療中・妊娠中の方は対象外です。

  2. 診察とカウンセリング
     フェムゾーンの状態を診察し、SGF治療が適応かどうかを丁寧に判断します。

  3. 感染症などの確認
     必要に応じて検査を行い、安全に施術できる状態かを確認します。

  4. 施術(所要時間:約10分)
     麻酔クリームを使用し、痛みに配慮した形で施術します。
     ご希望の方には笑気麻酔も併用可能です。
     ※生理中は施術できません。

  5. アフターケア
     施術後のホームケア方法も詳しくご案内いたします。

ケア内容 タイミング
シャワー 当日からOK
入浴 翌日からOK
性交・タンポン 1週間後からOK

治療回数の目安とメンテナンス

SGF治療は、4~8週間おきに1クール(1〜3回程度)行い、
その後は半年~1年ごとのメンテナンス
を推奨しています。


副反応・リスクについて

以下のような副反応が起こることがありますが、多くは一時的なものです。

  • 注射部位の痛み・赤み・硬結

  • アレルギー反応(発熱・発疹・かゆみなど)

また、ヒト組織由来製剤のため、治療後は献血ができなくなります。
事前に医師より丁寧にご説明いたしますので、安心してご相談ください。


フェムゾーンのケアは、年齢であきらめない

女性の身体と心は密接に関わっており、フェムゾーンの不調はQOL(生活の質)に大きく影響します。
「誰にも相談できない」「自分だけかも」と悩んでいる方こそ、
一歩を踏み出して、未来の自分のためのケアを始めてみませんか?

女性医療クリニックLUNAネクストステージでは、デリケートなご相談にも丁寧に対応し、
年齢に縛られない“健やかさ”をサポートしています。