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冷凍凝固療法とは -皮膚科-

主にイボの治療として行います。
液体窒素(-196℃)を用いて病変部の細胞を凍結させ病変組織を壊死させる方法です。
 冷凍凝固療法は尋常性疣贅などのいわゆるイボの治療として頻繁に適応されていますが、そのほか脂漏性角化症(老人性疣贅)や老人性血管腫など、良性の皮膚腫瘍の治療としても効果があります。首にできる多数の小さなイボ(アクロコルドン)なども良い適応となります。いずれも基本的に保険適応の治療となります。
 当院では液体窒素を綿球に浸し、病変部に押し当てています(小さな病変を扱うときは細いピンセットのような器具で病変を挟んで治療する事もあります)。1回の治療は数分で終わります。1週間ほどでかさぶたのようになった病変部が少しずつはがれ始めます。そのため1週間に一度を目安に通院して頂くと最も効率よく治癒が望めます。ぴりぴりとした痛みを伴いますが、無理のない範囲で押し当てる時間や回数を調節いたしますので、まずはご相談ください。

LUNA骨盤底トータルサポートクリニック
皮膚科