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「妊活入門 妊活、てなにすればいーの??③ 食事~コーヒーは?アルコールは?タバコは?~」

妊娠にいい食事はわかた。じゃ、妊娠に悪い食事は?

 

コーヒーは一日2杯以上で流産率がupします。

アルコールは週2杯以上で流産率がupします。

あと、喫煙ですね。一日10本以上で流産率がupするというデータがあるようです。

 

少し細かく見ていきましょう。

 

コーヒー2杯ということは、カフェイン量にすると200mgだそうです。

ドリップコーヒー2杯だと130mg

紅茶にかえればいい?…紅茶は1杯30mg.ふむ。煎茶1杯30mg

あれ?ココア1杯50mg。

玉露…?1杯180mg。

…と、なっておりました。参考に。あとはご自分でお調べ下さい。

 

アルコールは、単位、「杯/週」です。お気を付けください。

ビール2杯のアルコール量は、15gくらい。

1杯180mlで、アルコール度数5%の時です。

なんで、ワイン好き、日本酒好き、酎ハイ好きの方は計算してください(笑)

 

ちなみに、妊娠中の飲酒もやっぱり胎児に悪影響を及ぼします。

具体的には、発達障害、知能障害、形態異常、発育異常などです。

 

それにしても、週2杯、てきついですよね(笑)

全部完璧にしようとせず、妊活中はできるところから徐々に頑張りましょう!

 

あ、妊娠中は基本的には飲まないでくださいね(笑)

 

最後はたばこです。

 

たばこはね、やめた方がいいです。いろいろな調査がされていますがいいことない(笑)

まず、ヘビースモーカーの流産率は、タバコ吸わない女性の2倍です。

ヘビースモーカーの定義が書いてありませんでしたが…。一日1箱(20本)とか吸う人ですかね?

それに、注目!受動喫煙者の流産率、1.7倍!

 

つまり、旦那さん。奥さんが妊活中はたばこやめましょう。

ついでに言うと、小児の受動喫煙で乳児期死亡、乳児突然死症候群、感染症発達障害生活習慣病がふえるというデータもあります。

あ、男性不妊でお話しますが、造精機能も低下します。精子濃度が薄くなります…☠

 

だから…

 

妊活始めたら、夫婦で禁煙、始めましょう♪

 

産科医の先生に言わせると(かつて私もそうでしたが)、喫煙中の妊婦は命にかかわる合併症の発生率が高いので、爆弾を抱えているようなものです…☠

 

あと、電子タバコなんかも人体への影響は分かっていないようです。タバコと同等量の有害物質が出たり、燃焼式の普通のたばこと違った複雑な混合物を発生させ、発がん物質に変化する…などの指摘もあるそうです。

え?電子たばこもだめなの!?と落胆された方もいらっしゃるかもしれませんが、吸わないに越したことはなさそうです。

 

頑張って!減煙からでも!

どうしても禁煙できない人は産科の先生や禁煙専門外来にいってみるのもいいかも知れません。

 

2021.4.13
村田佳菜子医師