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乳癌になる確率は、欧米がほぼ加齢に比例して増加を示すのに対して、日本女性の乳癌特徴は、40−50歳代に発生率の上昇がある“ふたこぶらくだ”様分布を示しています。つまり日本では、働きざかりの35歳―45歳の女性の乳癌になる可能性が、欧米より高いのです。
この傾向に沿って日本では、市町村が行う乳癌検診に関しては、50歳以上のマンモグラフィー検査が1方向撮影であるのに対し、40−50歳の女性に関しては、より精密な2方向撮影になっています。 |
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すでに米国、英国、カナダなどで乳癌死亡率は、1990年ごろからすでに減少に転じていしています。この乳癌死亡率の減少は、マンモグラフィー検診の普及と適切な全身補助療法の進歩により達成されたとされています。しかし日本における乳癌死亡は、まだ乳癌になる確率の増加に比例するかたち増加しています。 |
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このアメリカと日本の違いは、なにが原因なのでしょうか。欧米人が乳癌になる確率は、現在まだ日本の4−5倍です。このため欧米の女性達は、自分は、いつか乳癌になるかもしれないという危機感を持って生活しています。一方日本の女性達は、自分だけは乳癌にはならないだろうという根拠のない自信を持っている人が多いのです。この意識の違いは、欧米の検診率が70−80%であるにもかかわらず、日本では公的な乳癌検診のシステムが整っているにもかかわらず、検診受診率が12%前後であることに反映されています。
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実は日本でも客観的な評価が可能なマンモグラフィー設備は台数的には、すでに充足していると言われています。しかし日本女性の意識の低さと、検診の受ける際の利便性の低さが、現在の日本の問題なのです。つまり定期的な乳癌検診を受けることが日本女性の常識となり、希望すれば速やかに気軽に検査が受けられるクリニックで乳房検診が広かることが必要です。少しでも早く乳癌を発見することができれば、乳房も温存できて、しかも治療費用も圧倒的に安く済みます。
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図4:早期乳癌と進行乳癌の費用の違い
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早期乳癌の治療費の事例 |
進行した乳癌の治療費の事例 |
診察 + 検査費用 |
6,906 |
6,906 |
乳房温存術 +
腋窩リンパ節郭清 |
79,800 |
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乳房全切除術 +
腋窩リンパ節郭清 |
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81,300 |
入院 + 食事 |
21,888+2,340(4日) |
38,304+4,680(1週間) |
全身麻酔 |
21,900 |
21,900 |
放射線治療 |
60,600 |
60,600 |
ホルモン作用薬
(経口)×5年間 |
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262,944 |
ホルモン作用薬
(注射)×2年間 |
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400,536 |
化学療法×6サイクル |
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90,000 |
計(3割負担額) |
193,434円 |
967,170円 |
10割負担額 |
644,780円 |
3,223,900円 |
転移再発時の検査費用+ 治療費 |
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+++ |
精神的、日常生活のダメージ |
+ |
+++ |
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現在の公的検診は、視触診とマンモグラフィー検診の併用検診が主流となっています。この公的検診の魅力は費用が安いことです。しかし残念ながらマンモグラフィーも万能ではないのです。
マンモグラフィーでは分からない乳癌も存在します。マンモグラフィーでは分からない乳癌を発見するために視触診が行われていますが、極論すればこの視触診は、なにもクリニックに来なくでも、自分ですることができます。
そして視触診よりもさらに精密なのが乳房超音波検査を併用です。LUNAでは、マンモグラフィーと乳房超音波検査による品質の高い乳房検診を、リーズナブルな価格で受けていただけます。私は、一人でも多くの方にLUNAの乳房検診を受けていただきたいと思っています。
女性医療クリニックLUNAグループ理事長 関口由紀
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